今朝、ニュースで最近携帯の「しつけアプリ」に10万人のユーザーがいるとやっていた。もうショック!!!
ひどい
その内容といえば、
子供がいうことを聞かないとお母さんが陰でアプリをセット。
数分後に電話が鳴る。
「もしもし、赤鬼です。」(すごく怖い声の声優さん録音)
「もしもし、うちの子言うこと聞かないんです」(お母さんが真剣に答える)
「またですか。(ため息)じゃあ電話代わってください」
お母さんが子供に電話を渡す。「ほらあー、赤鬼さんから電話がかかってきちゃったよー。」
その時点で子供が号泣。赤鬼がまくしたてる。
「また言うこと聞かないんだな。そういう子供はからーい鍋に入れて煮てやる。仲間の鬼をたくさん連れてお前の家に行くからな!!」
こども、号泣しながら言うこと聞く。…もうガーン。
注意していた親達の共通の注意方法。みんなちょっと遠くから「も〜食べなさい!」「も〜人をぶたないの!」
そういうのは、正に口だけ。親の言葉が軽くなっている状態。
わたしは、
まず①掴まえて、姿勢を低くして、目をしっかり見る②頭ごなしを避けるため、理由を聞く(子供の口を開かせることも大切)自供もせずに法廷に立ってはいけないもん。③理由はわかったが(大体おかしな理由)それはしてはいけないとしっかり伝える。④正しくすると選択させるまで手を離さない。⑤それでも、反抗的な態度、嘘をついたりした場合、「叩きたいわけではないが、こうこうこういう理由で、あなたに正しいことを教えなければいけない」と伝えて、手の甲を自分の手も痛いくらい一度叩く。
もううちは下も4歳なので、叩くこともなく3回以内でいうことを聞くようになったけれど。
躾ってこうやってめんどくさい。
時間もかかるし、自分の心も手も一緒に痛い。
確かに誰かに丸投げしてしまいたいような気持ちもわかる。
でも、神様から与えられた大事な人格。
真剣勝負なのに。叱れる大人にならないと。
ティナさんがいつも言う。
「彼らはバカじゃない。しっかりわかっているから。
子供は本当は叱られると安心して落ち着くのよ。本当のことを教えてもらいたいんだから。」
りおんがある日、ドラえもんを観た後に言った。
「ママはりおんのことを大事だから叱るんだってわかったの」
どうやら、ドラえもんにのび太くんがそう諭されていたらしい。
そこで、なんか彼女の中で繋がったらしい。
その時は、悲しいかもしれない。気まずいかもしれない。
でも、みんな逃げちゃダメだと思う。
別にうちの子が完璧とか、私がいい母とか言ってるんじゃない。
ただ、人として、罪ある人間として、成長していきたいし、苦しくても逃げないでいたいと願っているだけ。
そうこうしているうちに、更なるニュースが。
携帯でダメな子には、「妖怪どろろ」なるなまはげ風の役者さんが、自宅まで訪問してきて、正座して、説教してくれるサービスも。てか、いくら?!
横で「そうそう。聞きなさい」と頷いているお母さんが小さい女の子に見えたのは、私の目の錯覚か。。。