もう誰も見てない隙に、自分の出産体験をブログでまとめちゃおうと思う。
私の出産は予定日前日の早朝、軽い腹痛から始まった。定期健診だったので謙君に付き添ってもらい産院へ。産道が数センチ開いてるのできっと今日中くらいに出産ね、と言われ一回家に帰された。
うちは産院まで5分なので「陣痛が7分間隔になったら来て。」とか微妙な時間…。7分って…
。お昼に帰って張り切って入院準備の最終確認に勤しんだ。「お腹が空いたら困るからおやつ持ってこうかなー」とか少しウキウキ
。10ヶ月も待ったんだから♪途中、軽い腹痛が不規則にやってきたけど、まだまだ冷静に我慢できた。
夕方になってまだ10分おきだったので、仕方ないから夕食も作って食べた
。そのうちにとうとう痛みが増してきて計って見たらほぼ7分くらい。電話して入院決定
。その頃には痛いともう歩けなくなってきたので、痛みが遠のいたのを見計らって産院へGO.5分の近さで良かった〜
。
出発のときうちのママとユカメロ、まやちゃんに「これから生みに行きます」メール。そうしたらまやちゃんがすごい焦って(まるで我が事のように・・・)「今から行く!」とホントに来てくれた。結果、超助かる
。
産院に着いたら希望していた部屋に通される(全部屋個室なのです)。それが夕方6時半。誰より早く、まやちゃん到着。その時にはまだ少し話す余裕とかもあって、「アイス食べたいなー」とか言ってまやちゃんが色々と買いに走ってくれた
。
2時間もすると、陣痛もどんどん痛みを増して来て3分おきとかに、耐え切れない程痛かった
。出産ってすぐ分娩台に乗るイメージがあるけど、破水して産道が全開しないと乗れないので、破水もしてない私は「破水待ち」みたいな状態。陣痛の痛みって色々表現されるけど、私に言わせれば鼻からスイカなんて甘いよ・・・
。その痛みはまるで、3分おきに25メートルプールを息継ぎなしに泳がされてる、か、3分おきにフジヤマの頂上から降ろされてる苦しみ
。それが続く続く…。いつ終わるんだぁ、という精神的な苦痛が辛かった
。陣痛のたびに、謙君とまやちゃんが、力を込めて腰を押してくれると少し痛みが和らいだ。その夜は私を含め5人が産気づく、大波乱の夜だったらしく、助産師さんたちは全然といっていいほど来てくれなかった。だから、けんくんとまやちゃんがいてくれてホントに助かった
。ちなみにうちのママはいたんだけど、そんな力一杯マッサージできないから、横で冷静に見てた。そして「私の時は〜」っていう昔話をしまくってた
。そうこうしてるうちに、もう10時。まやちゃん、帰る。そして、日付も変わってしまった
。2時くらいになっても進展ないので、ママもとりあえず山口家に泊まりに帰る。それくらいから、もう眠気と苦しみで意識ほとんどナシ。意識がもうろうとしたのは、人生初。
とうとう3時10分助産師さんにより破水。3時30分やっと分娩台
。そこから、あのよくテレビで見るような出産シーンが始まり。こんなに力を入れたことない!!ってくらいに陣痛が来るたびに必死で息む。出産てこんなに体力がいるとは…。まだこれから出産する女性の皆さん。是非、日頃から体力つけておいて下さいね。そして、とうとう4時43分、山口凛音さん誕生
。生まれた時、私は職業柄「健康?!健康?!」と聞きまくってしまった。結果、五体満足の健康優良児。つるっときれいな赤ちゃんだった。ああ、感謝。夫婦で涙しました
妊娠、出産…、初めてだらけでホントに楽しかった。。。痛かったけど、すごく素晴らしい経験でした。でも、二人目はまだ当分いいかな(笑)